Enzy 開発秘話


「子ども用と、園児用は同じじゃない」

それは、幼稚園児の愛娘とのお風呂での出来事。小学生の姉がするように娘は、ゴーグルをしてお風呂に潜りたがった。その小学生の姉がお風呂に潜るときに使うのは、もちろんVIEWの子ども用ゴーグル。さすがに幼稚園児だから、ちょっとサイズは合ってないがそれでも思いのほか使えていた。

ところが、本来の主な使用場所である夏の屋外プールで、娘はこの子ども用ゴーグルを使いたがらなかった…。 サイズだけの問題でなく、根本的に何かが違うのか?安部の本領発揮だ。

VIEWだから、できる!

子ども用のゴーグルにおいてVIEWには、絶対他社に負けないというプライドがある。そして、「この娘のためにも、いいものを作ってやりたい」という親心もあった。そのプライドと親心から「園児用ゴーグル」を開発するプロジェクトがスタートした。

まず、安部は自身と仲間の足とつてを使い自宅や会社近くのスイミングスクールや幼稚園などで園児やその両親に独自の調査を開始。そこからさらに、大規模なアンケート調査や人体データを分析。「園児」というゾーンを徹底的に調べた。
「自分の娘(幼稚園児)に自分が手懸けたゴーグルを使わせたい」 これが安部の本心かもしれない。だからこそ本物が創造できる。

「園児を対象としたゴーグルで、満足させるレベルの製品は市場にない」

企画会議は、VIEWの商品開発の生命線だ。安部と各部署から選抜されたスタッフ皆の熱い討議が続く。
「園児専用を作って売れるのか?」「水に慣れるまではゴーグルを使わせないという考え方もあるが」「実際にゴーグルを使わせるのは何歳からなのか?」「購入動機は? 購入の決定権は誰に? etc」

そんな中で、プロジェクトはある結論に達した。
「ゴーグルをしないで、まずは水に慣れさせるんだ」そういう考えもある一方、「不安や恐怖を感じさせないで、楽しく水と戯れる所から水泳を始めさせたい」という考え方もある。いずれにしても実際に使用している子ども達がいて、その子ども達が安全に水と親しみ、水泳を楽しむためのアイテムにしようと。

お団子(女の子のまとめ髪)を逃がすホール付き

「子どもに意見を求めてもこちらが期待する意見は返ってこない」これは安部が、頭を悩ませたところ。でも自分たちの娘のことはよく解る。つまり、保護者と園児に同席してもらい、保護者に園児の意見を「通訳」してもらう。これが一番だと気づく。もちろん鋭い観察眼も必要だ。

ストラップの中央にあるホール。これは、子供達が自分でゴーグルを装着しやすく、装着後にずれないようにストラップを幅広・肉厚にしたのだが、この年齢期に多く見られる女の子のまとめ髪、いわゆる“お団子”がある子には逆効果になってしまう事を、安部は見逃さなかった。

Sun Sea Go! 太陽・海・行こう!

SunSeaGo!もEnzyも「おもちゃ」ではない。どちらも本物のゴーグルであり、園児専用のこだわりで作られている。
SunSeaGo!に採用したお魚をモチーフとしたフレームが、初めて海や波に出会った時の緊張を和らげるキッカケになってくれればうれしい。形状やネーミングにも子供たちへの思いが溢れている。

さて、こうして開発されたEnzy/SunSeqaGo!はどんな仕上がりだろうか。一つ一つ見てみよう。
究極は「自分の子供やその友達が装着してくれる(したくなる)ゴーグル」これに尽きる。(下参照)
お読みになられた保護者の方は、どんな考えをお持ちになられただろうか。とにかく、ここにもVIEWの「使う人たちのことを、一番に考えてみる」それが活きている。
安部の鋭い着眼点には取材班も感動すら覚えた。

着けやすい「らくのび」ストラップ

小さな力で伸びる素材を用いた、お子様でも着用しやすいストラップ。さらに、部分ごとに厚さと幅を変え、圧迫感のないやさしい装着感も実現しました。


デザインを損なわないネーム欄

紛失や取り違えを防ぐ名前欄は、ゴーグルのデザインを損なわないようにストラップ後頭部に配置。


カンタン長さ調整

長さ調節は、ストラップの穴をフックにひっかけるだけでラクラク。


水が入りにくい一体構造

レンズとフェイスパッドを一体化して、フェイスパッドのズレを軽減。水が入りにくい構造です。